通院の度に痛みが軽減されています。

                     K様(30代・男性)

「ダンスの講師をされているK様、ダンスの舞台用の曲編集を1日し

ていたら、腰から脹脛までの痛みと痺れが有り、講師が出来ない。」

とのことで来院されました。

 

編集時の姿勢が椅子に座り半身になりながら前屈みだったとの事、

これでは筋肉等も張りが出てくるし、腰椎・股関節をズラしてしまう

のが明らかです。

 

1回目の施術で楽になったとの事。

2回目来院時は腰と臀部の痛みは殆どありません。

3回目の来院時、殆ど痛みはないが脹脛に少し違和感がある程度で

通院の度に痛みが軽減されているとのことです。

 

少しずつ良くなっているようです。腰椎のズレは安定しやすいので

すが、股関節はズレ易いためもうしばらく施術が必要でしょう。

 

長時間不自然な姿勢は避ける、というより不自然な姿勢はしない、

出来る限り正しい姿勢心を掛け、尚且つ長時間おなじ姿勢はせず、

最低1時間に1回位は立ち上がり、背伸びをしたり・軽い体操をし

てください。

 

足底筋膜炎で整形外科に通院中なのですが、腰痛と股関節痛で・・・

                      O様(40代・女性)

『足底筋膜炎で整形外科に通っているのですが、最近、腰痛と股関節

痛が辛いのでお願いします。』と言って来院されました。

 

1回目の来院時

腰椎のズレと股関節のズレを施術し、感想をお聞きすると楽になった

との事で施術は終了しました。

 

背中も丸いし左肩が引けている為、腰痛や股関節痛が軽くなると肩こ

りが気になるかもしれない事をお伝えしました。

 

2回目の来院時

『もともと肩こりは有ったのでけど、腰痛等が辛くなりすっかり忘れ

ていたが、前回の施術後、腰痛が楽になると同時に肩こりが気になり

ました。』とのことです。また、『母親に状況を説明すると、生後股

関節に不具合があり矯正装具を使っていた。』と初めて聞きました。

母親は『それが原因かもね。』と言っていましたが、『チョッと衝撃

でした。』とのことです。

 

2回目の施術

胸椎の左右のズレと出っ張り、腰椎の微調整、股関節右ズレの施術で

終了。胸椎の出っ張りは少し残ってしまいましたが、無理に改善する

より違和感が出ない程度で終了しました。

 

次回の予約をされて帰宅されました。

 

母が数年前から腰痛で苦しんでいるので・・・2回目

                      T様(70代・女性)

今回は2回目です。前回の施術で翌日には効果が出たようで、調子が

良いということで予約を頂きました。

 

愛知から来られるので頻繁には来れないのでですが、前回の施術から

2週間、触診では目立ったズレの戻りもなく、生活に支障なく過ごし

ておられたそうです。

 

今回の施術でかなり改善することが出来ました。

 

施術後も以前よりも楽になったとの事です。

 

前回の施術後で効果が早いのに驚き、娘さんに 『もっと早く来れば

良かった。』 と言っていたそうです。

 

地元では知り合いの方に施術していただいていたそうですが、1回の

施術に2時間かかるがこうかはそれなりで、数日で元に戻るを繰り返

していましたが、ここは正味15分ほどで2週間たっても元に戻らな

いのが良いですねと言っていただけました。

 

地元に帰ったら、お友達にも紹介して何人かで伺いたいと、おっしゃ

て頂けました。

一昨日から腰痛が出てしまい、コルセットなしでは・・・

S様(50代・男性)

一昨日から腰痛が出てしまい、コルセットなしでは歩くのが辛く、

前屈みの姿勢は無理かなと感じます。

 

過去、2年前と半年前にも同じような腰痛がありましたが、1・2

週間もすると自然に治りますと言って予約されました。

 

触診すると腰椎が出っ張りと左ズレを確認で、さらに胸椎にも出っ

張りが確認できました。前屈みが出来ないのは胸椎から腰椎にかけ

ての出っ張りが原因の党です。

 

施術では腰椎の出っ張りとズレ、胸椎の出っ張りを矯正しましたが、

腰痛が2年前で放置していたため、経年変化により全体的に固くな

っており暫く通院が必要です。

 

動作確認していただくと、前屈みは少し出来る様に成ったが、まだ

恐怖があるとのことでしたが、全体的には楽になったとのことです。

 

ぎっくり腰等は早めの改善をお勧めします。これは痛みが無くなっ

ても骨はズレたままで不安定な状態で、さらにズラすもとになりま

す。痛みが無くなるのは痛みの出ない姿勢になって馴染んでしまう

からで、姿勢が悪くなります。

 

 

 

メンテナンスが重要!

すっかり冬になり、当院の契約駐車場からも真っ白な富士山がクッキリと

望める様になりました。(あいにく今日は雨雲に隠れて見えません)

 

先日、1年半ぶりにS様がお見えになられました。

S様は、腰痛がひどく、当初来院された時は会社を休みがち、早退も度々、

仕事を辞めなければとまで考えていたそうです。

 

今回は昨年3月末以来の来院で、1週間程前から腰の調子が悪く、来院の

2日前から痛み出したため来院されました。

 

施術後は楽になったとのことですが、あと2~3回は週一で来院されると

のことです。やはり、1年半は間隔があき過ぎたようで、半年に一回ぐら

いのサイクルでメンテナンスをしていたほうが良いでしょう。

 

S様は、東日本大震災直前で施術を終了し、痛み出して来院というパターン

でした。震災当日は仕事場のある品川天王洲から自宅のある川崎市幸区まで

徒歩で帰宅したそうですが、休まず無事帰宅できたと以前伺っていました。

 

日常の生活習慣の改善とメンテナンスが必要ですね。

 

=2度とあの痛みは繰り返したくない 腰痛のない快適な日々を送りたい=

ぎっくり腰になったら動かずにベッドで安静 part2

今日は、森田慶子さんのコラム寄稿の引用2回目です。

 

腰痛になったら温める?それとも冷やす?牽引やコルセットの効果?

 

腰痛になった時に温めるべきか、冷やすべきか、しばしば議論になる、

炎症があり、じっとしていてもズキズキしている様な急性期は冷やし、

炎症が引いたら温めるという説がこれまでは強かった。

 

しかし、様々な試験では冷やして良くなったと断言できる結果は出なか

った。急性腰痛に関しては、温めるほうは良い結果が多く、さらに温め

て運動も行うと、温めただけ、運動しただけよりもさらに良い結果が得

られることが判明した。一方で、慢性腰痛に関しては温めて良くなるか

どうかははっきりしない。牽引の効果に関してもいまひとつの結果だ。

坐骨神経痛を伴う腰痛に関しては効果があるとする試験結果もあるが、

それ以外に関しては効果がほぼないという結果に。

 

コルセットは痛みを改善する効果はないが、急性期の機能改善には有用

だ。慢性腰痛に関しては効果が見られず、コルセットは痛が不安定な状

態のときには役立つが、長く着けたままにすると、筋肉を甘やかし、か

えって腰痛を招く危険性が高く、コルセットはあくまで、うかつな動き

をすると強い痛みが走るようなときだけと考えとほうがいい、腰痛を恐

れて年中コルセットをしているのは腰痛対策としてはむしろ悪いことで

ある。

 

マッサージ等の効果もはっきりと良いという結果は少なく、一方、悪化

させるケースは多い、下手なマッサージは避けたほうが安全だ。

 

以上のようにおっしゃっています。

当院でも、開院当初よりぎっくり腰で来院されるお客様には、基本的に

患部を触って熱が無ければ温めてくださいとお伝えしています。

もし、熱がある様なら氷嚢や蓄冷材(アイスノン)等で直接冷やすので

はなくタオル等を巻いて、10分程度冷やすことは伝えています(ぎっ

くり腰になった時に熱が出る事はほとんどない)。

 

来院されたお客様に施術後は、冷やさないように・なるべく普段通りに

動いてください・コルセットはできるだけしないようにとアドバイスさ

せて頂いております。

 

=2度とあの痛みは繰り返したくない 腰痛のない快適な日々を送りたい=

 

 

鍼灸師が良くなっているといったが、整体に行ったと言えなかった。

M 様(40代 男性)

『妻のぎっくり腰と自分のメンテナンスをお願いします。』と言って来院。

 

M様はかなり状態は良いようで微調整で済みました。

 

奥様は10月下旬にぎっくり腰になったとのことです。

 

以前世話になった鍼灸師にお願いし他のですが、痛みは取れたが、違和感

があるとのことです。

腰椎にズレが有り施術改善し、念のためもう一回来院されることをお伝え

し終了。

 

マッサージや鍼灸等によりぎっくり腰で固くなった筋肉を解したため、痛

みがなくなったのだと思われますが、椎骨のズレまでは改善できないため

違和感が残ってしまったのだと思います。

 

M 様も鍼灸師に一緒に診てもらったところ、『良くなっている、綺麗です

と言っていただき、『いわさき整体院に来ているから』と言えず、『以前、

教わった体操をしていたら良くなった』と伝えましたとのことです。

 

=2度とあの痛みは繰り返したくない 腰痛のない快適な日々を送りたい=

 

50m歩くのがやっとでした

                       Y 様(60代 男性)

7月から来院のY様、来院当初のお話で『今年の2月、2週続けて庭仕事

をしてから痛み出した』とのことで、息子さんに連れてこられの来院です。

 

実は息子さんは以前にぎっくり腰で来院経験があり、その時のことを思い

出して頂き予約を取っての来院です。

 

初回の来院時には、50m歩くのも辛いということで、杖をついての来院

でした、丁度当院の専用駐車場がそのくらいの距離でしたが、施術を繰り

返していくうちに、杖も突かず最近ではお一人で車を運転し、駐車場から

歩いて来院され、お帰りの際も普通に歩かれているようです。

 

2月から5カ月、整形外科に通っていたが一向に良くならないし、脊柱管

狭窄症と診断され、このまま歩けなくなるのではと不安で息子さんに相談

しての来院でした。

 

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一睡もできなかったS様 partⅢ

                                                                                       S 様(60代 女性)

『日舞の舞台も2回こなすことが出来、12月にもまた舞台があるのですが、

お稽古も休むことなく出来る様になりました。最近は、1日4000歩以上

歩くことを心掛けているし、歩けることが嬉しいです。此処に来る前の30

年が何だったのかという思いです。』

今回で12回目の来院でしたが、腰椎4・5番と股関節の状態もズレの戻り

は最小限にとどまっているようです。

施術は痛みの元である腰椎4・5番と股関節を中心に調整し、施術中も痛み

は極わずかに感じる程度とのことでした。

 

初めて来院された時は、旦那さんに抱えられ、施術の際にも施術マットに倒

れ込むようにうつ伏せになられました。

身体はくの字に曲がり、腰も浮かせていないと辛い状況にあったのですが、

施術が進むにつれて浮いていた腰も、くの字に曲がった身体も改善され、お

一人で立つこともでき、椅子に座れるまでになったことで、顔色も顔つきも

穏やかになり赤みがさしてきたようです。

 

ぎっくり腰になったら動かずにベッドで安静?  partⅠ

今回は、医療ライターの森田慶子さんが寄稿したコラムを紹介します。

ぎっくり腰になったら動かずにベッドで安静は逆効果!

           これまでの腰痛治療の常識が変わってきた!!

から抜粋して2回に分けて記載します。

第一回 安静よりも運動したほうが絶対に改善する

ヨーロッパの多くの国の腰痛に関する治療ガイドライン、そして日本の最新の

『腰痛診断ガイドライン2012』を見ると、腰痛になった際に「安静にしな

いこと」が勧められている。

 

特にデッドで安静に横たわることを勧めず、患者を安心させて、できるだけ動

くようにさせるよう指導されている。

 

海外では以下のような調査が行われている。

 

急性腰痛の患者を、「2日間、トイレ以外はベッドで安静」にしている様に指

示したグループ

 

理学療法士が指導して「身体を前・横・後ろの各方向に10回1セットで動か

す運動」を行ったグループ

 

「なるべく普段の活動をする」様指導したグループ

 

の3つに分けて追跡調査をした。その後、腰痛の持続期間や程度、欠勤日数、

仕事への支障の程度などを比較したところ、明らかに「なるべく普段の活動

をする」グループが最も良く、次に理学療法士が指導したグループで、「安

静にした」が一番悪い結果だった。

 

また、日本でぎっくり腰を起こした人に対して行われた調査では、「腰痛が

治るまでできるだけ安静を保つように指導された人」と「動ける範囲内で活

動するよう助言された人」の、翌年の再発率を調べたところ、安静を指導さ

れた人のほうが、動ける範囲内で活動を指導された人の3倍も、ぎっくり腰

をて起こしていたのである。

 

=中略=

 

現在はベッドでの安静は最大で2日までで、動けるなら初日からどんどん動

ける範囲で動いたほうが良いとされている。

 

この様に、森田慶子さんが寄稿されていました。

 

当院でも開院当初(2011年)より「安静にしないで動ける範囲で動いて

くださいね」とアドバイスをしています。

 

良い例が当院にもあります。

開院当初、「動ける範囲で動いてください」とお伝えしたのですが、お帰り

の際に「お大事に!」と言ってしまったためか、帰宅されてから安静にした

ほうが良いと思われて、その日はご自宅で寝て過ごされたそうなのですが、

翌日起き上がることもできないとお電話がありました。

再度施術しご理解いただきました。それ以来、お客様がお帰りの際には「お

疲れ様でした」と声かけするようにしています。

 

次回は、腰痛は冷やす?温める?となぜ動いたほうが良いかを森田慶子さん

の投稿を引用して解説したいと思います。

 

=2度とあの痛みは繰り返したくない  腰痛のない快適な日々を送りたい=