5歳の孫のバトミントンに付き合って、股関節に痛みが・・・

                   Y様(60代・男性)

『5歳の孫のバトミントンに付き合っていて、無理だと判ってい

ても、思わずシャトルを拾いに踏み込んだ瞬間に、股関節に痛み

が走り歩けなくなりました。』と予約が入りました。

 

偶にゴルフをされているそうですが、普段はあまり運動はされて

居らず家でゴロゴロしているとおっしゃって居りました。

 

成人され社会人としてお仕事をされるようになると、運動されな

くなり学生時代に比べると筋肉量が減少します。

 

特に60代くらいになると、お仕事を引退したり、車社会という

ことで歩くことも極端に少なくなるため、筋肉量低下に拍車がか

かってきます。

 

当院では、ウォーキングをお勧めしています。早急に筋力アップ

をしようとジム等で無理をし過ぎて、逆に悪化させてしまい、当

院に駆け込む方が多く居られます。無理をせずジックリとウォー

キングをしていただくことで、いつの間にか筋力アップされてい

るのが理想です。

 

当院の施術でも、初回は痛み等の軽減を図り2回目以降は個人差

もある為、ジックリと施術を重ねて改善を図るようにしておりま

す。

 

梅雨~夏へと気温と湿度が上がり、熱中症も気になりますが、朝

晩のあまり気温の高くない時間帯を選んでいただくことと、運動

するしないにかかわらず水分補給に充分留意していただきたいと

思います。

 

《触診・施術》

左股関節にズレを確認でき元々ズレが有ったようですが、今回の

バトミントンで悪化させてしまったようです。施術である程度調

整でき悪化させる前の状態に改善しましたが、周辺の筋肉等に張

りがあるため多少痛みは残ると思います。

 

施術後の動作確認では、痛みは少し残っているものの稼働域が改

善されたとのことです。

 

股関節はズレ易いため、施術回数は多少多くなりますが、回数を、重ねることとウォーキングで安定されると思います。